祝? ホーム開幕

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ホワイトデーから一転、一昨日はレッズデーになるはずだったのですが・・・ ふたを開けてみたらピンクデー、いや、ピクシーデーになっていました。大沢親分ではありませんが、敵将ながらアッパレ!そしてうちの大将と選手には喝ッだぁ~!と憤懣やるかたない思いを吐露して、気持ちを落ち着かせてから書きたいと思います。
春本番を迎えたような暖かな昼下がり、ホーム開幕戦を観戦するため、埼玉スタジアム2002に行ってきました。やっとシーズンが始まるかと思うとウキウキ・ワクワク・ドキドキで、遠い昔、「巨人の星」「あしたのジョー」「ほらふきドンドン」を連載していた少年マガジンのページを開く前の様な興奮がよみがえって来ます。そこには想像も出来ないようなファンタスティックな世界が広がっていました。毎週水曜日だったかな?が来るのが待ちどうしかったのと同じで、これからの約9ヶ月、週末が楽しみでなりません。スタジアムの周りには赤いユニホームに身を包んだ、親子、祖父母と孫、カップル、サポーターたちのたくさんの笑顔が、ホーム開幕を楽しみに待っていたことを素直に表しています。6万弱のサポーターの応援を背に、監督、選手たちがどんなファンタスティックなプレーを魅せてくれるのか? 大いに期待して観にきたサポーターの思いは大きく裏切られてしまいました。ちぐはぐなプレー、我儘なプレー、怠慢なやる気のないプレー、こんなレッズを見るのは何年振りでしょうか。ゲーム終了後、サポーターへ挨拶に来る選手たちには割れんばかりの
ブーイングが・・・ 今年は前途多難だなと覚悟していたところ、昨日、オジェック監督解任のニュースがネット上に。後任にはヘッドコーチのエンゲルスがなるようで、少しホッとしているところです。彼は前任者とは違い、選手たちに人望もあり、人格者のようですからね。大変だとは思いますが何とかチームを立て直してもらいたいと思います。
それにしても、ストイコビッチ新監督を迎えたグランパスは素晴らしいサッカーを見せつけてくれました。悔しいけれど、ファンタスティックでビューティフルなサッカーで、さすがはピクシー、ピッチの外でも妖精でした。どんなスポーツでもあり得ると思いますが、選手は同じなのに監督が変わるだけでチームが一変する、そんな好例に今年のグランパスはなるのではないでしょうか。ちょうど、選手としてピクシーがくすぶっていた時にベンゲル監督が来てグランパスが一変した時のように。一昨日のゲームは一言でいうと、ボールのないところで選手を動かせるWiiのようなプレーをしたグランパスに、スペースへ走れない、走らない?レッズがゲームを支配されたということですね。今年は監督ピクシーと左サイドの29番小川をマークです。途中からグランパスが日本代表に、レッズが韓国に見えてきたのは私だけでしょうか? 日本代表こそ、こういうプレーをすべき、というお手本のような戦術でした。的確なマーキング、素早い、諦めないチェーシング、ロングボールによる大きなサイドチェンジ、両サイドの勝負突破からのクロス、裏のスペースへの走り込みなどなど。さ
すが、日本を愛し、日本人の特徴を知り尽くしてきたピクシーだけあって、とても新人監督とは思えない、冷静と情熱の間的采配で、とってもSEXYでした。あとはどれだけこのサッカーを継続出来るかですね。長いシーズンは山あり谷ありですから、谷に入った時にピクシーの真価がはっきりすると思います。でも、岡ちゃんの後はもう決まりですかね!ピクシー賛歌のようになってしまいましたが、あくまで優勝は我がレッズであり、ピクシーには準優勝で我慢してもらうしかありません。しかし、男の顔は履歴書といいますが、両監督を対比してみると、男としてはちょっと怖いものがありますね。男の末席に座るものとしてはもっと気を引き締めてかからないと・・・(^^ゞ
Moonyman