イエローナイフ訪問記⑥~食は極北にも有り!!~
“食は広州にあり”と言いますが、ここカナダの極北地方にも美味しい郷土料理が有ります。
普段、昼食等は街中のハンバーガーショップやピザショップなどでハンバーガー類を食べる事が多かったのですが、シッカリと郷土料理も食べて来ました。
グレートスレイブ湖に程近い所に“BULLOCKS BISTRO”という、ログハウス風の店がありまして、店内に入ると壁や天井に所狭しと、色々な国から来たお客さん達のメッセージが。中には名刺や、お札まで!負けじとコッソリ書いてきちゃいました。もし行く機会が有ったら!?探して下さい。
さて、そのお店で、昼食がてら郷土料理を撮影させて貰おうとその場でお願いした所、気の良さそうなお兄さんが、我々しかお客さんが居なくて空いていたからかアッサリOK。調理風景まで撮らせてくれました。その日はアーキテクチャーという鮭によく似た魚1品と、ホワイトフイッシュと、もう一種名前を忘れてしまいましたが、この地方に棲息する白身魚の2品を食べました。(写真にはありません)アーキテクチャーは正にサーモンといった感じ。白身魚はどちらもアッサリしていながら旨味が有って、いずれもとても美味でした。
後日、またその店に行く機会が有り、今度は違う料理を撮らせて貰おうとした所、何とNGとの事。では昼食だけ、という事で店内に入ると、この前とは違い大勢のお客さんが。ああ、このせいか、と思いつつ料理を頼むと、店員さんもこの前の彼ではなく、気の強そうなお姉さんが。接客もとってもぶっきらぼう・・・
兎も角、この日頼んだのは写真にある3種類の料理。1品目はバッファローのステーキ。身はとても硬くて、レバーの様な味がしました。噛み応えのあるワイルドな味わいです。2品目は同じバッファローのシチュー。こちらは煮込んであるからかとても柔らかく、味が染み込んでいて素直に美味しいです。3品目は、コブという、以前食べた物とは又違う種類の白身魚です。味は淡白ながらシッカリと味わい深く、これも美味でした。いずれの料理もサラダとフレンチフライ、自家製パンが付いてくるんですが、兎に角ボリュームはかなりの物でした!流石アメリカンサイズ、じゃなくてカナディアンサイズ!!
食事を満喫し、ぶっきらぼうなお姉さんに別れを告げて店の外へ。ふと、ある看板に目をやると、そこには・・・
“Good Food,Bad Service”・・・納得、これが普通なんですね!美味しかったです、お姉さん!!
Kdz