中国にきチャイナ!?
実に4年振りの訪問になりますか・・・
WC第四戦の舞台は中国、北京です。ここは来る度に変わってますね。特に北京オリンピックの後だけに尚更です。天安門広場の周りも随分と色々な物が新たに出来ていたり、旧住居街が撤去されてしまっていたり・・・
しかし、変わらずにそのままの物も勿論有ります!?それは・・・
去年の春節に、派手な花火で未だ完成前なのに全焼してしまった中央電視台の別館です・・・
黒焦げのまま放置されてる姿が何とも物悲しい・・・
さて、WCです。
舞台は老山自転車競技場。そう、ここはケイリン競技で永井清史選手が銅メダルを獲得したあの場所です!
しかも、あの!?石景山遊園地の裏に位置してます。冬季は閉園中ですが。
お隣で近いだけあって、日本チーム選手団も8人派遣と多目の参戦でしたが、さすが地元中国、それを上回る人数での参加。しかもナショナルチームだけでなく、トレードチームも参加していました。
結果の方も、流石地元の中国チームがチームスプリントで驚異的なタイムで優勝する等、大活躍でした。
日本チームでも、今回WC初参加の浅井選手が、ケイリンで初めてとは思えない様な思い切ったレースを見せてくれました。
一回戦で転倒落車した選手に巻き込まれて落車してしまったんですが、負傷にめげず敗者復活戦で見事な逃げ切りを決めて勝ち上がりを決めました!
そして二回戦。
浅井選手はボジェ、アワン、ニブレットといった強豪選手達と同じ組。そんな手強い相手ばかりの中でも臆する事なくレースに臨んだのですが・・・
残り一周、三番手に着けていた浅井選手と外側から追い上げて来たアワン選手がからんでしまい、大きく斜走。それに巻き込まれ後続の2選手が転倒落車してしまいました。
結局、アワン選手が三番手、浅井選手自身も四番手でゴールしましたが、レース後審議対象に。
失格にはなりませんでしたが、着順は変わらず。
しかし、日本チームからの抗議により順位が入れ替わり、浅井選手が三番手と認められ、決勝進出!!
しかし更にマレーシア側からの再抗議により又々順位が入れ替わり、結局1~6位決定戦にはアワン選手が、7~12位決定戦には浅井選手となりました。
この最終裁定が下ったのはまさに7~12位決定戦開始直前。選手もチームスタッフも1~6位決定戦に出るべく準備していたのですが、急遽すぐにレース出場に。
そんなバタバタした状況にも関わらず、浅井選手は落ち着いて自分のレースをして見事一着。7位となりました。
さて、ワールドカップも第四戦の今大会で最後。
次はいよいよデンマークのコペンハーゲンにて開催される世界選手権です!
この大会で今シーズンのトラック競技のチャンピオンが決まります!!
イギリス勢が圧勝するのか?オーストラリア勢が追い上げるのか?フランス勢が巻き返すのか??
楽しみは尽きません!!
kdz