EAST MEETS THE NORTH
撮影してきたおおたか静流さんのコンサートツアーについて。
去年に続き、今年は2回目だそうです。地元ノースウェスト準州出身の先住民族であるデネ族のドラムダンスアーティスト、マイケルケイゾン氏と、サヌカイト石琴奏者、臼杵美智代さんとのセッションコンサートでした。
サヌカイトとは、香川県でだけ産出される自然石だそうで、“讃岐の岩”の意を込めてサヌカイトと名付けられたそうです。その音色は、何とも透明感のある、澄んだ神秘的な音でした。そのサヌカイトと、おおたかさんの歌声と、マイケルさんのドラムの融合はとても素晴らしく、東洋の伝統と地元の伝統音楽のセッションはまさに“EAST MEETS THE NORTH”!!
開催された会場は「Northern Arts and Cultural Center」、通称NACCと言われる、イエローナイフ市内で唯一と言えるイベントホールなんですが、なんと場所は高校の裏側、というか同じ敷地内にあります。ロビーはまんま校舎と繋がっており、生徒達が寛いでいました。
実はコンサート当日は月食と重なるという偶然が有ったのですが、残念ながら厚い雲に覆われてて見る事はできませんでした。時間も丁度コンサートの開催時間と重なっていたので、見れればさらに神秘的なイベントになったかもしれません。
当日は客席は満席で、オーロラツアーで来ていて、現地でコンサートの事を知った日本人観光客や、地元のお客さんも沢山訪れ、大変な盛況ぶりでした。そして最後にはスタンディングオベーションで拍手喝采。終了後のロビーではお客さん達との交流の場になり、訪れた人達は皆満足そうでした。
Kdz