韓国で癒されるの巻

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先日、韓国 大邱(テグ)にロケに行ってきた。 
 
我々は海外ロケに行く際、現地コーディネーターさんに、いつも助けられている。
 

通訳は勿論の事、ロケによっては段取りや交渉事、様々なトラブルにも対応してくれる。 国によって違う文化なのだから、規則や習慣、人の考え方も違う・・・そこに日本語と日本の文化を理解してくれて、対応してくれるのだからとても心強い。 
 
今回はソウル在住の女性韓国人コーディネーター。
 

彼女は学生の頃、日本のアニメ「千と千尋の神隠し」を観て、「このメロディーのように流れる言葉、なんて素敵なんだろう・・・」と思いその日本語を覚えたくて来日、日本語学校に一年、東京の大学で四年過ごしたという。
 
ロケ中彼女とは、色々な話をした・・・ 
 

日本と韓国、中国、他の国もそうだが国レベルでは様々な問題がある・・・ しかし個人レベルで異国の人と仕事をし、食事をし、話すのはとても楽しい。文化も考え方も違うからなお楽しい・・・国際問題なんか関係ない。
 
彼女の笑顔と話に毎日癒された・・・それは彼女が若くて可愛い女性だからだろうと思うかもしれないが・・・そう、その通り・・・それは否めない。
 

そして、楽しい日々は例外なくあっという間に過ぎて行く・・・
別れの時それはいつも切ない・・・
 
「コーディネーターと言う仕事は、別れの時が多いから、いつも寂しいしくない?」

そう彼女に問うと、「そう・・・ですね・・・」と言ってから、そっと目をそらし、遠く空を見つめ、一度ゆっくりと瞬きしてから、視線を戻し「でも、また逢えたときの喜びは、その何十倍もうれしいですから・・・また逢える日を楽しみにしています・・・」と、メロディーの様に流れる素敵な言葉で言った。
 

「トマンナヨ・・・」数少ない韓国語のレパートリーからそう返した・・・                                                                            豊作 

韓国で癒されるの巻” に対して1件のコメントがあります。

  1. KWJ より:

    そうですよね、二度と来ないと思っていたチリに4回も来て同じコーディネーターさんと仕事が出来る。幸せな事です。

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