Viva! Treviso!

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朝日のアルプスと月.jpg
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ブリュッセルの駅からバスに乗り、ホテルにチェックインしたのは夜の8時を過ぎていました。オッスの駅を出たのが午後の2時近くだったので約6時間かかったことになります。フリーウェイを飛ばして来た?ディレクターのほうが3時間も早く着いていました。部屋に入ると戸惑った表情の彼から思わぬ発言が・・・
実は明日のベニス行の便が早朝の為、空港近くのこのホテルをリザーブしたのですが、乗る便はこの空港から出るのではなく、ここから約60Km離れた別の空港から飛ぶという事が先ほどわかったと言うのです。(@_@)
どうも旅行会社のミスのようでブリュッセルには2つ空港があり、MiKaさん達はここから直接トレビゾへ、我々はベニスへ行って、そこからレンタカーでトレビゾへ入る事になっている為、情報に行き違いがあったようです。もうこんな時間なので今更ホテルを変更するわけにもいかず、明日の出発を早めることにして、4時にはチェックアウトする事になりました。トホホ・・ しかし、ここで威力を発揮したのがご主人からお借りしたカーナビです。何処にあるかもハッキリ判からないもう一つの空港へ、すんなりと30分で連れていってくれました。こんな時にはやはりカーナビは便利ですね。日本のものよりシンプルですが解りやすく誘導してくれます。そんなこんなで無事に空港には着いたのですが、今度はレンタカーを返す場所へ行ってもオフィスは閉まっていて中は真っ暗。それはそうです、まだ朝の5時前、外も真っ暗なんですから。さあ、キーはどうしたらいいのかと二人でうろうろしていると、ちょうど車を返しに来たこちらの人が親切に教えてくれました。そちらを見るとオフィスの表の片隅に何やらフランス語らしきものの下に小さくKeysと書かれた返却
ポストらしきものが佇んでいるではありませんか! 日本であれば大きな文字で目立つように表示してあると思うのですが、これでは初めての人にはちょっと判らないと思いますよ~!(-_-メ)
ま、こちらにはこちらのスタイルがあるのでしょうが。それにしても誰も何もチェックしなくていいとは・・・ これこそホントに乗り捨てです。(^_^;
無事にブリュッセルを飛び立ち、アルプス上空に差し掛かる頃、ちょうど日の出を迎えました。窓の外はこちらに来る時とは反対に西の空に沈む月、東の空に昇る朝日となりました。眼下にはアイガー?やモンブラン?レマン湖?が見えます。真っ白なアルプスの峰々が山頂からだんだんオレンジ色に染まってゆくのが見れたのは早起きは三文の得ということに、間・違・い・ない!(古笑)
朝日に煌めいた海に浮かぶベニスの街を横目に見ながらマルコ・ポーロ空港に降りると、そのままハイウェイで北のトレビゾに向かいました。イタリアの高速は有料で、日本のようにETCもあります。オランダもイタリアもハイウェイで長距離トラックのマナーがとても良いですね。日本のような急な車線変更、いや、そもそも車線変更をしているトラック自体を見ていません。だから走行車線を一定の車間、一定の速度で連なっているトレーラーの横を追い抜いて行く時も、ちっとも怖くありません。日本はまだまだ改善の予知ありですね。そのての作品にも関わったことがあるので、是非とも「どげんかせんといかん!」
トレビゾは歴史のある街らしく、周りを河のお壕と城壁で囲まれています。駅前のお壕近くのクラシカルなホテルにチェックインしてレース本番を迎えることになりました。こぢんまりとしたエレガントな街の黄昏に教会の鐘の音が響き渡ります。
Moonyman